「かー、かかぁー、かあーーかーっ」 黒烏のクリーは、ジャスミンに向かってクリーは鳴いた。 「どうしたの、クリー?」 ジャスミン、バルダ、リーフ一行は旅を続けていた。 デルトラ王国は、影の大王を追い返し、人々を影の王国から救った。 そして、リーフたちは、『四人の歌姫』の作戦もみごとにうちくだいたのだった。 「ねぇ、リーフ、バルダ。クリーがおびえてるわ。フィリも…。どうしたのかしら」 ジャスミンは、心配そうにクリーとフィリをなでる。 「おびえている?」 バルダは聞き返した。 「この旅にでて、そんなこと一度もなかったのに…。どうしたんだろう」 そう。リーフたちは、伝説の書、『エメルレスト』をさがしに、再び旅へ出たのだった。
つづく。 |